ゆらゆらりんな日々

2代目柴犬と暮らす日々

★レミゼラブル鑑賞記その2★

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2回目のレミゼラブルに行って来ました♪

キャストは
★バルジャン 山口祐一郎さん
★ジャベール 岡幸二郎さん
★エポニーヌ 坂本真綾さん
★コゼット  菊池美香さん
★ファンティーヌ 今井麻緒子さん
★マリウス  泉見洋平さん
★テナルディエ夫妻 安崎求さん 森久美子さん
★アンジョルラス 東山義久さん

晴れたり雷雨になったりと不安定なお天気の中、帝劇は開演一時間近く前からお客さんで一杯でした。
夏休みのせいか子供さんもいます。男性もいつもより多い気がします。

売店ロビーにて「追加写真が掲載されたパンレットを販売中です~」というお声に心が動きましたが、
あともう一回あるから考えようと、今回は買わずにおきました(笑)

ドキドキしながら開演を待っているとオケピの方達の音合わせが始まりいよいよスタート!
今回は初めて見るジャベ役の岡さん、テナルディエ役の安崎さんに注目しながら・・・。

まず囚人たちが出てきて重労働の場面・・・
「あの方が岡さん!わぁ~背が高い!声もいい・・」 異様に制服似合いますね(笑) 

そしてテナルディエの安崎さん・・

「♪このオヤジ抜け目なく、商い上手で大評判~
「♪お偉方 貧乏人 相手に合わせて調子よく~
「♪ハンドルぶんまわしゃ出来るは牛肉もどき~
「♪間抜けどものケ○の毛まで抜くぞ~」

とても声が素敵で歌が上手ですね♪
しいて言えば、本人から滲み出るお人柄でしょうか、
狡猾な人物というより、きちんとしたお方のように見えます。
でもとても頑張っていました♪


ファンティーヌ、エポニーヌは今回初めて聞いた方達でしたが、
回を重ねるごとにこれから熟成されていかれるのではと感じました。

個人としてはエポニーヌは新妻さん、笹本さんの滑らかなお声が好きです。

ファンティーヌも次回のシルビアさんを楽しみにしています。

今回心に染み入ったのは、
沢山の苦難を乗り越えて人として素晴らしい人格者になっていくバルジャン。

バリケードでしばしの仮眠を取る泉見君演じる純心無垢な青年マリウスの側で歌う

「Bring him home (彼を帰して)」
人として未来ある青年に自分の命を差し出しても、
「神よ救い給え」とせつせつと歌い上げます。 泣きそうになりました。

必死の思いでマリウスを背負い逃げ込んだ下水道でまたもやジャベール登場!

「ジャベールすぐ来ると思ったぞっ!またも職務の奴隷かぁっ!」
「見ろっ!ジャベール!死にかけてる!」

そしてジャベールの岡さん、コートの前をハラリと翻しひざまずく姿は
古典ホラー映画「ドラキュラ」のクリストファー・リー様のようです・・・(笑)

自身の信念が揺らぎ、苦悩するジャベールが歌います。

「俺は法律なめるな!叩き返せ情けはっ!」
「分かち合うもにはない!何もないバルジャンとジャベール!」

メロディが変わりジャベールの苦悩が続きます。

「疑いを知らぬ~俺がなぜ迷う~心が震えるのだ俺の世界消えうせた~中略 逃れたい早く ジャンバルジャンの世界を 俺には行く場所たどる道もない~」

朗々と歌い上げる岡さん本人の自信みなぎる感じもあいまって、圧巻でした。

森久美子さんも場を盛り上げ存在感たっぷりで本当にエンターテナーですね!


今回も沢山の感想があちこちで休憩時間に聞こえてきます。
「今日のガブ頑張ってるね~
だけどアタシ一度もガブのカバン投げ成功したのを見たことないんだよね~」
と・・。

私はいつも受け取っていたシーンばかりでしたので初耳でした。
こんな話を聞いたせいか、ガブローシュ君のカバン、かすってしまい惜しくも落ちてしまいました。
でも銃弾を受けている身ですから・・成功しなくても・・・。

そしていよいよバルジャンも神の御国へ・・・
バルジャンの人生は波乱に満ちていましたけれども立派な人となって神の許へ(涙)

「♪誰かを愛する事は神様のお側にいる事だ~」

ドラムの音が聞こえてきます。

「♪列に入れよ~ 我らの味方に 砦の向こうに 憧れの世界
 みな聴こえるかドラムの響きが 彼ら夢見た明日が来るよ~
 あぁ~明日は~!!!」


「今回も素晴らしい舞台、感動を有難う~!!」