ゆらゆらりんな日々

2代目柴犬と暮らす日々

★春爛漫★

先日、世田谷文学館へ「脚本と映画・橋本忍の仕事」を見に行ってきました


日本映画を支えた偉大な脚本家  橋本忍大正7年~)

兵庫県に生まれ、終戦後、映画監督で脚本家の伊丹万作に師事して脚本を学んだ後、

昭和25年公開の黒澤明監督「羅生門」(ベネチア映画祭グランプリ受賞)の共同脚本でデビューし、

一躍新進脚本家として名を知られます。さらに小国英雄黒澤明とともに黒澤監督作品の「生きる」

「七人の侍」など日本映画の金字塔となる作品の脚本に参加、その後も小林正樹監督作「切腹」、

「上意討ち」松本清張原作で野村芳太郎監督作「張込み」「砂の器」などの脚本を手がけています。

また、善良な市民をも苛烈な運命に巻き込む戦争の不条理を告発したオリジナル脚本のテレビ作品

「私は貝になりたい」の劇場映画化に際しては自ら監督し、大きな反響を呼びました。

さらに、映画会社の系列を越え優れた監督、スタッフの力を結集した映画作りのために

橋本プロダクションを設立し、大ヒット映画「砂の器」、「八甲田山」を製作するなど、

映画界への功績は計り知れないほどです。

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数々の映画、ドラマの脚本を手がけている橋本忍さん。皆さんもご本人を知らなくとも作品は

どこかで見たり、聞いたりしたことがあるのではないでしょうか。

今年暮れには映画「私は貝になりたい」が中居正広さん主演で公開予定だそうですね。

現在90歳の橋本さん。数々の手がけた作品やインタビューを今回見て凄いなぁ~と感じました。

ここ世田谷文学館は初めて行ったのですが、数々の作家や脚本家などの直筆の原稿が見られます。

沢木耕太郎さん、宇野千代さん、横溝正史さん、林芙美子さん、坂口安吾さん、萩原朔太郎さん

寺山修司さん、その他にも世田谷にゆかりのある文豪たちの資料がたくさんありました。

映画のポスターや貴重品なども数多く展示してあり、ゴジラもいました。

現在は「永井荷風の企画」展、次回は「ファーブル昆虫記の世界」展もあるそうです。

春らしい陽気に亀さんも甲羅干し
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鯉も気持ち良さそう
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タビ子さん寝てないで・・春ですよ。
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花粉症がひどくて、目のかゆみ、薬による眠気や気だるさと毎日格闘しています。

早く終わって欲しいですね~皆様もどうぞお大事に。