ゆらゆらりんな日々

2代目柴犬と暮らす日々

こんな経験ありませんか。

皆さんはこんな経験ありませんか。
 
①同性同士で旅行やお出かけをして異性に声を掛けられる
              ↓
「ちょっとくらいなら誘いに乗ってみる?」「彼なんかいいね。。」
「ぜったい遊びだよ。ナンパなんて他でやってよね、せっかく観光しに来たのに。やめようよ」
「アタシ、行ってもいいかな。食事だけなら」
 
 
またはグループ旅行などでも「買い物をたくさんしたい人」「観光をしたい人」「食べ歩きたい人」など
一緒に行っても各自の好みはマチマチですよね。
部屋に戻っても几帳面な人もいれば時間にルーズな人、その辺の行動の微妙な違いが疲れたりなど
皆さん人生の中で一度は感じた経験があるのではないでしょうか。
 
 
②今度は結婚や婚約をして相手の家族とのつながりが出来た後
               ↓
育ってきた環境や価値観の違いなどでも違いを感じた経験があるのではないでしょうか。
恋人や旦那さんとは上手くいっても相手の家族や身内の方との間に感じる感覚の違いなど
例えばプライベートに入ってくるお姑さんやお舅さん、物事の扱い方、考え方、嗜好など・・・
相手の実家などへお邪魔して半日もいると色んな違いを感じることもあると思います。
また逆に自分にはなかった相手家族の心配りや行いにとても尊敬したりもありますよね。
 
もちろん全てが自分と同じ感覚をもった人と知り合うことは不可能ですが、別れた方などの話を聞くと
最初に感じた違和感が後々まで気になり、最後はそれが決定打となったと言う方多いですよね。
やはり人との関係の「続く、続かない」は個人が根底に持っている価値観が大きく関係するように感じます
それが相性にもつながっているような。
 
さて今日は何のお話をしていいるかと言うと ウディ・アレン監督の映画のお話 です。
現在公開中の 「ミッドナイト・イン・パリは、
婚約中の彼が過去の世界に夜な夜なタイムスリップするお話です。
ウディ・アレン監督と言うとオシャレな方たちにも人気のようですが、私が彼の映画を見るたびに思うのは
「とにかく人をよく観察してるなぁ~。 そして主人公たちのとにかくよく喋ること!」
あーでもない、こーでもないと人について語ります(笑) でも面白いんですよね~とっても。
そこにオシャレな音楽と風景、エスプリという言葉がぴったりな大人の茶目っ気ある作品が多いですね。
そしてとてもコミカルです。
今回は名だたる芸術家たちに会う事で自分の立ち位置を見つけていく主人公
ラストはどのように持っていくのかな?と思っていたら、輝かしいあの時代は素晴らしいけれど、
今いる自分の世界で自分らしく生きていこうと気付き始めたら・・・・? 上手ですね。
 
家に帰って主人に
 「劇中でルイス・ブニュエル監督に「部屋からで出ない」と言う映画のアイデアについて
  主人公がアドバイスしているシーンがあるんだけれど、それって有名な映画なの?」と聞くと
 
主人 「皆殺しの天使だよ。あれも傑作だよ。 彼はダリと仲良かったんだけど喧嘩しちゃったんだよね。」
 
私 「そうそう!映画の中でダリと出てきてたよ!そうなんだ・・なんだかスッキリしたよ(笑)」
 
と夜の晩酌は「ウディ・アレンの作品の中で何が好きか?」で盛り上がりました。
 
私は「カイロ紫のバラ」、「カメレオンマン」、「マンハッタン」、「誰でも知りたがる~」、なども好きですし、
今回の「ミッドナイト・イン・パリ」を見ていると「アニー・ホール」に通ずるものを感じますね。
とにかく人さまを観察し、良く語る、でちょっぴり粋で・・・。
サルコジ大統領の奥様も出演していますが、アメリカ人とフランス人の違いも面白いですし、
どこの世界にもうんちく語りが好きな人、絶対に自分以外の意見を認めたがらない人、
批判好きな人、目に見えるステータスがある人をすぐに素晴らしいと決めつける人もいますよね。
これはそれぞれが持っている価値観なんでしょうが、実に面白いです。
そして映画に出てくる芸術家たち、あまりよく知らない人たちなどもいるので、
家でパンフレットを読みましたが、偉大な芸術家たち、素晴らしいけど人生もまた刹那的ですね。
やっぱり平凡で暮らせるほうがいいかなと思ったり(笑) 色々考えさせられる作品でした。
音楽が良かったですね~サントラ買おうかしらと思いました。
 
個人的にここ最近のウディアレン作品で面白かったのは「それでも恋するバルセロナ」
日本人からみるとアメリカ人は日本人よりも積極的で欲望に忠実な気がしますが、
そのアメリカ人でさえ、ラテン系の人たちの「欲望に素直に生きる気質」には、敵いませんね。
なんだかアメリカ人が日本人の様に仕事などで忙しいからなのか?非常に淡白に感じました(笑)
色っぽいスカーレット・ヨハンソンさんもキュートで激しいペネロペ・クスルさんには敵わない(笑)
もちろん映画の中でのお話ですが。
しっかし、ペネロペさんってなんであんなにキュートなんでしょうか。声もハスキーでいいですね。
 
お国柄の気質の違いや物の感じ方、ふるまい方なども国によって個性があるんだなと思いました。
この映画もどこの国でもみんな悩んだり痛みを抱えつつも前を目指し、
そして一度は自分とはなんなのか?自分探しに興味があるのだなと思わせてくれました。
「食べて 祈って 恋をして」を見た後、「それでも恋するバルセロナ」をみると、
ハビエル・バルデムさん(ペネロペさんの実生活でのご主人)の色気やキュートさに爆笑します♪
彼も色んな役の出来る色気のあるいい俳優さんですね~(*^_^*)
 
「ミッドナイトインパリ」の映画の中でタイムスリップした主人公が
ピアノを弾きながら歌っているコール・ポーターに出会うんですが、曲を聞いた時に
「あれっ?この曲なんだっけ?」と思わず思いました。家に帰ってCDを探すとありました。
コール・ポーターアメリカの有名な作曲家・作詞家ですが、その彼の曲を好きなエラが歌っているCDです
皆さんもミュージカルや映画音楽で耳にしたこともあるかと思います。
映画の中では日本語訳が字幕で出るんですが、この歌こういう歌詞だったんだと改めて知りました。
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大好きなエラ・フィッツジェラルドコレクションです。昔はよく聞きました。
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映画の前には軽く朝食を食べました。 イリーの珈琲は苦味があって美味しいですね。
アボガドと海老のサンドとトマトとモッツァレラのパニーニを半分ずつ食べました。
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遅めのランチはズッキーニと鯛の柚子胡椒パスタと海老とアスパラのトマトニョッキ
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皆さんは最近映画をDVDや映画館で見ましたか?