東京国立博物館にて「対決・巨匠たちの日本美術」を見てきました。
「対決・巨匠たちの日本美術」 http://www.asahi.com/kokka/masterpiece/index.html
そうそうたる巨匠が勢揃いです
狩野永徳VS長谷川等伯 伊藤若冲VS曽我蕭白 円山応挙VS長沢芦雪 雪舟等揚VS雪村周継 俵屋宗達VS尾形光琳 池大雅VS与謝蕪村 長次郎VS本阿弥光悦 野々村仁清VS尾形乾山 運慶VS快慶 円空VS木喰 喜多川歌麿VS東洲斎写楽 富岡鉄斎VS横山大観
そうそうたる巨匠が勢揃いです
24人の巨匠たち 名前はどこかで聞いた事があっても、作品を見るのは初めての方たちが多く 素晴らしかったです。日本美術などには無知なので今回は音声ガイドを持ってじっくりと 作品の解説、時代背景を聞きながら作品を見てきました。 仏師、絵師、陶工の方達の作品がずらりと対決の形で展示されています。 私は今回は10年前に結婚前の主人と千葉市の美術館でみた曽我蕭白さんが見たくて行きました。 10年前になんの知識も、名前さえ初めての曽我蕭白さんの作品を観た時に二人とも圧倒されて 前回の京都では行くことが出来ずに、今回を楽しみにしていました。 他にも焼き物から仏像から屏風など素晴らしかったですね。そして音声ガイドで聞く巨匠の人生も また大変興味深く、作品を見ながら聞くと感慨深いものがありました。 たとえば曽我蕭白さんは「奇想の画家」「狂人」「奇人」と言われていますが、仙人たちの絵など 一人ひとりが実に見ていて興味深いです。また写楽の活躍期間はわずか10か月と言われています。 木喰上人は22歳で出家をし、45歳からは木喰戒を受けます。これは肉も穀物も断ち、 火を通さない木の実と果実だけを口にするという厳しい戒律です。 50代から全国行脚をして「微笑仏」と呼ばれる仏像を90代の死の直前まで掘り続けます。 それはとても可愛らしく、私をいつまでも見ていたい気にさせました。 また池大雅VS与謝蕪村の「十便帖」「十宜帖」では山奥の隠遁生活を愉しむ様子が実に豊かで 時間に追われつつもなぜか空虚な気持ちに襲われる現代人には四季や刻限、自然の変化などを のんびり愉しむ様子の絵にとても羨ましく素敵に感じました。 上野へ行く機会がありましたら17日までですのでぜひ♪
10年前の美術館で購入した展覧会の本など主人は大切に持っていました。
昼に外食をしたので、夜は簡単にラーメンを作りました
オリンピックが始まりましたね。谷亮子選手は金はなりませんでしたが、本当にお疲れ様でした。 辛い練習やプレッシャーなど口には出さず、真剣に闘っている姿に涙が出そうになりました。 彼女の前向きさ、精神力、厳しさ、真剣な表情・・・とっても偉大に感じました。 私はスポーツには疎いのですが、オリンピック選手の皆さん、頑張ってほしいですね。 今回の美術展の巨匠たちもそうですが、同じ人間でも実に生きざま、かける情熱など凄いですね。 呑気にお煎餅食べて、暑い暑いと言っている私とは大違いだなぁ・・・・と思いました(笑) 何かに情熱を持ち、生涯打ち込める何かを持っている人はとっても魅力的ですね。